<言い訳コーナー>その9。

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 あり?
 今度は古代クン、ムスメに嫌われてます……スイマセン。
 いや、古代をいじってるわけじゃなく…(汗)ウチ設定で、守と美雪の兄妹がいる理由は、“これ”なんすよ。

 

<守と美雪>

 守は戻って来ない父親と、一人で頑張る母親の関係に不満を抱いてたけど、結果的にまあ、オトコノコなんですね。島にカッコいい父親の話を聞かされて、やっぱ父ちゃんカッコいい、って今はなっています。でも…美雪ちゃんはそうじゃなかった。
 戦いを好まず、生き物を愛でる気持ち(これは古代のもともとの資質)を強く受け継いだのが美雪ちゃん。本編の美雪も、どちらかといえばこういう性格。お父さんの事はスキで、尊敬している。でも、美雪ちゃんは人間のエゴが許せなかった。

 この辺は、子どもアニメではほとんど描かれません。そもそも日本文化において「動物愛護」はそれほど大事じゃないようです……。まあ、シーシェパードとかさ、愛護ったってああいうのは行き過ぎ。……ですが、それに代表されるように、諸外国は動物にとても優しいです。日本では炎天下、車内に待たされた幼児が脱水症状で死ぬ事件が起きますが、ヨーロッパでは同じ事をやって飼い犬が死ぬと、虐待として罪に問われます。…日本じゃ動物がどんなに惨い死に方をさせられても、「器物損壊」止まり。命の重さに対する意識がまるで違うんですね。


 地球は人間だけのものじゃない。可愛い、だけでは生き物を飼う資格はない。同じ命として、万物の霊長人間には、家族としての動植物を一生適切に面倒見る義務がある……佐渡先生の持論ですが、ERIもそれに賛成です。

 笑。まあ、固い話はこの辺にして…



<戦う人びと。>

 テレサに「島さんは軍へ戻って」と言わせるまでに、一体何十ページかかったのでしょーか(苦笑)……。けど、ついにテレサまで科学局へ行っちゃいました。大介が担うのは、真田さんの片腕、丁度「復活篇」本編での次郎のポジションです。島とテレサと娘のみゆきが、この後地球が生き残れるかどうかのキーポイントになって行く……はずなんですが…。さて。

 テレサも、丁度折原真帆ちゃんがやっていたような事をしています。「ヤマト2」を見ればお解りでしょうが、テレサはもともと、通信機や解析機、医療器具などを扱う知識を持っています……多分理数系(w)。頭良いんですよ。彼女も、島と一緒に「戦って」くれます。

そして、雪を守るために戦ってたのは、テレサ生還を描いたオリジナルライトノベル「奇跡」のヒロイン・司花倫。

「復活篇」本編では、雪がマッパで(おい)護衛艦をワープさせ、それきり行方不明です……どうしたって、第二部が作られなきゃ、雪は行方不明のまま。先日どっかの新聞で、残されたスタッフが「西崎Pの遺志を継いで、続編の構想を練っている」という話を読みましたが、どうなるのよ、ねえ??


 でも、ウチの話は現在進行形なので、さて、どうにかせんといかん……とりあえず、雪の護衛艦は、無人機動艦7隻を使って移民船一隻をいっしょにワープさせ、どこかへ逃げた……という展開になっていますが、さて、どこへ行ったんでしょう……。
(考えてないんだ、実は……)おい!

 

 そして、ついに第10章………。

 本編では第二次移民船団までSUSに襲撃されて全滅しましたが、無意味にまた3億人殺す事はないやね。なので、ヤマトがブラックホール接近のタイムリミットと戦いながら、第二次移民船団護衛艦隊と共に出撃する話になります。
 島?
 島も古代と一緒に行くのか?って?……さて〜〜、それは…どうしようかな……(って考え中か!?)笑。

 

 ★このラノベ、各章の目次に簡単なサブタイトルを付けていますが、必ずしもマッチしてないのよね。書き上げてから、整理整頓してサブタイトル書き換えよう、とか思ってます(w)。

 この9章は当初付けたサブタイトルが「決意」でした…まあ、皆色々決意してますけども、ね…… どうなんだ、この先?!


 

 

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