<言い訳コーナー>その2

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 1章が12節あったのに、なんで半分?なんてことは放っておいてちょ(w)。

 さて、復活篇は2220年の早春から4月くらいまでを描いた物語でしたが、あの映画に至るまでの経緯ってのはかなり複雑だっただろうなあ、と思います。どっかで(出版物か映像か?)その辺りの補足がされていると楽しいのに、とも思いますが、どうなんでしょうか。



<不甲斐ないヤツ>

 復活篇の古代くんは、なんで一人で貨物船に乗ってたんでしょう。
 映画ではその経緯がまるまる省かれていますから困っちゃうんですが、ERIはあくまでも「古代進」を「不甲斐ないヤツ」には描きたくなかった。だってさー、古代って島のライバルで、島より先に艦長代理になって、艦長になったんだよ??なんでそいつが「フガイナイ」のよ、許せないでしょそんなの!

 復活篇での古代は、結局とってもカッコイイ、を通しやがりましたが、実は妻子も地球も放り出して、辺境を3年間もさまよっていた男。
 本編では、『平和な地球に馴染めなかったから』…というようなことが理由としてあげられていましたが、万一そんな理由だとしたら。島が生きていたら何が何でも引きずり戻して「逃げんな!」と怒ったことでしょう。
 でも、他にそれ相応の深刻な理由があったのだとすれば、もちろん島だって黙っていますさ、当然。つか、そうでなかったら怒るよ。ねえ?!

                           

 というわけで、僚艦を盾にして生き延びた(こう書くとすっげえ人聞き悪いね、ホントに…^^;)ヤマトの艦長古代クンは、遺族会からの弾劾にあって、厳しく責任を問われることになります。
 ちょっと可哀想かな…と思わなくもないですが、このくらいの理由がないと島が黙ってないだろうよ、と思ったもんですから…(汗)。
 雪も子どもたちも放り出して、逃げるように地球を離れるわけですからね、…あの古代が。島にしてみればそのくらいの理由がなければ納得行きませんよ。
 …でも、彼にも全力で守らなくてはならない人がいるので、このあとは古代一家のことにはそれほどタッチできなくなるんですけどもね。



<裁判って難しい>

 でも、<磯風>とかヤマトの盾になって死んだ艦の乗組員に対するヤマトや古代や、軍や政府の責任って、一体どういうものになるんでしょう。実はERIも、はっきりとは分かんないで書いています。第二次世界大戦における日本政府の戦争責任、というものとも違うし…なーんとなく、「道義的責任」の不履行、というカンジがしなくはないのですが、ぶっちゃけたところよくは分かりません。だから、結局はこの裁判、古代くんは不起訴になります。地球連邦政府と地球防衛軍は、有人艦を守る意味での無人艦隊の開発を怠ったというあたりで、なんらかの罪に問われて(なんらか、ってナンだろう?苦笑)遺族会に損害賠償をすることで落ち着く…のじゃないだろうか、と…。どなたか詳しいトコを教えてクダサイましよ。(←無責任)



<やっと書けたシーン>

 難しい話はこの辺にして(あっ逃げた!)…
 島とテレサがらぶらぶでえと(ひらがなで書くな)するシーン、実は前から書きたかったんですよ。うふふふふ。
 他の女の子と島がフルコースでデートする(爆)話は、ウラにあるんですが(テレサちんは見ちゃ駄目・w)大本命のテレサとのデートなんで、島、舞い上がってます。
 ホントは、もっと大人なデートにしたかったんだけど(w)、テレサは地球人の市井をネット上でしか知らない。なので、あのよーな中学生っぽいデートコースに。しかも、親友たちが護衛という名目でついて回ると言うおかしなことに……。
 あれは、描こうと思えばもっと密着してこまごま書けちゃうのですが、しつこい妄想は頭の中に止めてあの程度で「やめました」(爆)。


 
<みゆき>

 ………あだち充のマンガ、か、…歌手の名前。……連想してしまった、ひらがなの「みゆき」……。
 だって!!
 テレサが、「みゆき」がいい、って言うんだもん。

 これがねえ、不思議なもので……。
 ERI、当初は別の名前を考えていたんですよ、ちゃんと。ところがね、島とテレサが古代の一家に会う、という展開にした途端。テレサの頭ん中には「みゆき」しかなくなっちゃったんです。


 皆様、お子さんの名前はどうやって決めました?親や祖父母から一文字もらうとか、画数とか、それなりに思い入れがありますよね?(ちなみに、長男長女の名前は決めるにもリキが入りますが、2番目3番目ともなるとなんか流行だとか音で決めるとか、段々ノリも軽くなって参りますw。なので、うんとリキ入った長女の名前、だとしたら?と考えてみてください…)
 テレサにしても、まずは自分の母親の名前とか、思い出しただろうと思います…が。そうも行かなさそう。島は「キミが決めていいよ」と言う風に譲歩してくれている感じがします。何か、思い出の名前といっても、おそらくテレサには楽しい思い出の方が少ない(楽しい思い出の最たるものが、島との出会い、でしょうから…)。
 それで、初めて懐いてくれた小さな女の子が、「美雪」しかも、テレサ自身が恩を感じている雪の子ども。

 困っちゃいました。他にもう思いつかなくなっちゃったんだもの。
 島としては?
 まあ、隣に住んでるわけじゃなし。親友の娘と同じ名前、で悪い理由はないかもしれませんが、なんだかちょっとヘンな感じはします。でもまあ、見た目年齢がまったく違うからね。どうなの?島くん……?
 
 テレザートでの子育てはどうだったのか、なんてことも、話を膨らませて行けば際限ないんですけど、まあそれは置いとくとして。


 この後、この娘が結構重要なキーになって行く予定でごじゃります。

 さらに、第3章ではショタコンのイリヤが次郎を見染めて……(あわわわ・以下自粛w)

 

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