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ひ〜〜〜、大して話が進まないうちにこの章終わったよ…(w)。
<古代の息子と島大介>
ある方へのメールに、ふと自分でこう書いて、ああそうだったのかと思い至りました。
松本零士せんせのマンガを、ERI、中学時代にいやというほど読んだんですネ。
戦場マンガシリーズ、男おいどんの四畳半シリーズ、セクサロイド、ガン・フロンティア、そしてもちろん銀河鉄道999はすべて読破(まだ連載やってますよね?)、キャプテン・ハーロック、クイーン・エメラルダス、当然宇宙戦艦ヤマトも。
でね、松本せんせの作品の根底に流れてるテーマの中でも、「親友とはなんぞや」という? 男同士の友情というテーマ? …悪く言うと「女にはわからない」とキャラに言い切らせる零士節、っていうんですか、あれが好きでねえ……(ちなみにERIは女でしゅ。…あ?そんなことは分かってるって? でも、リアルな私を知っている人の大半が、アンタは中身は男みたいだと、口を揃えて申しますな…)(^^;
丁度、古代の息子に島が入れ込んでる場面を書きながら、これはそうか、
「大山トチローとエメラルダスの遺児まゆを、ハーロックが面倒見ていたのと似ている」と思い出した(特にアニメ版の「宇宙海賊キャプテン・ハーロック」で、その関係をわかりやすく描いてますネ)。
「真の男の友情とは、ここまでを言うんだ」と感服した覚えがある。
親友とは言え、赤の他人の子どもを命を賭けて守る、育てる。こりゃあ並大抵のことではできません。育ての親、なんてのは、よっぽどお金持ちでなきゃ出来ないことだと女の身では思うものですが、松本零士の世界では男の友情は時空を超え世代を超えても続くわけです。もしかしたら、私は、その松本マンガのテーマの一つを我知らず踏襲してたのか?と思ったわけですね。
そもそも、古代と島の関係って言うのは、(運悪く島は本編では戦死してしまっていますが、もしも島が健在だったならば)もしかしたら松本先生的にはトチローとハーロックのような、時空や世代をも超えた親友の形をとっていたんじゃないかなあ、と思うんですよねえ。
なんで殊更にトチローとハーロックかというと、間に入っている女がエメラルダスだからなんです。古代と島、にとっての雪は、「女として戦士として尊敬できる特別な」存在。エメラルダスほど女丈夫じゃないにしろ(「さらば」以降ではかなりなキャピキャピぶりだったにしろ)最初の頃の、雪の設定画見てくれりゃわかりますが、雪は古代と島を凌ぐほどの女戦士だったんです。
その雪が言いますね…古代と島をみて。「男の人同士って、いいわねえ…!」(Part1・14話)って。松本せんせの当初意図した、ヤマトの古代・島・森、の関係性は、トチローとハーロックとエメラルダスのような、尊敬し合える「親友」の形だったんじゃないか、と今さらながらに思うのであります。(……ハーロックは古代守だって?……うるさいな。…だから、島が「古代守@ちっさいほう」に入れ込んでるんじゃないか)笑。
しかしながら、本編では亡くなってしまうのが島。「復活篇」の古代が、あり得ないほどやさぐれていたのは、やはり「親友」という心のよりどころを喪ったからだろう、と改めて思いましたよ…。
<ヤマトの医者>
佐々木美晴。この人の設定には、ブーイング出ましたねえ。
なんで艦載機乗りが医者なんだ、医療なめてんじゃねえ、とか。w
まあ確かにそうです。 そこで、もう一人お医者さんを乗っけました……佐渡先生は行かないからね。テレサの出産に立ち会ってくれた、武藤先生です。で、この人の元旦那も、ドクターシップに乗っていて攻撃を受け、現在行方不明なのですが、この方は強いです……ヤマトの医者の中で、おそらく彼女が史上最強なのではなかろうか(色んな意味で)w。
<「復活篇」の続きは……?>
さて、本編では行方不明のままの雪ちゃん。
さすがにそういうわけにゃあいかないでしょう…ということで。
こちらでは雪は、「復活篇でもったいなかったキャラ」の首位争いで大村さんを抜く勢いの(w)、エトス星軍ゴルイ提督さんに救助されています。
ここから、ホンット大幅に話が変わって行くのでもうどーしよーかと(w)思っちょりますの。イリヤは次郎に惚れてるし…(半分忘れてたぞ)。メッツラーやバルスマンの正体が、なんだかとんでもないモノになってきちゃったし(笑)。
ひとつバラしてしまえば、ERIワールドではメッツラーもバルスマンも悪人ではなく、SUSは宇宙国家の名称でもない。強いて言えばメッツラーもバルスマンもただ可哀想な身の上、なのであります(w)、そういう風に展開していきます……どうなっちゃうんだろホンマ(爆)。
で。
この<RESOLUTION>、あんまり長くなってきたんで、この先を第2部、にします。
……話の展開上、やっと復活篇になってきたところなんで、もうちょっとで終わります……どうかもうしばらくご辛抱くださいませ(w)。飽きてない、という有り難い方だけ、どうか続きにお付き合い下さいな……(苦笑)。
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<第2部へ>