復活篇へのプロローグ あとがき

あとがき(つか、言い訳)。



 やっとつながったー。
 ここからアルフィーの主題歌に続くわけですネ!DVDが出たら、この話と本編との整合性についてまた検証しようかなと思ってます(w)。そんなに不自然じゃなかったと思うんだけど、いかがでしょーか…。

★ 桜井は次郎が派遣していた
★ 大村さんは自分と境遇の似た古代をどうしても地球へ返してやりたかった(信濃を出した理由)
★ 雪は移民先のライフラインや衣食住・医療等の整備のために団長になって出発した
★ ブルーノアを捨てて来た形になった上条だが、古代はあくまでもブルーノアを引っ張って来てやりたかった
★ 小林の破天荒な人物像。美晴のタバコ。天然少女真帆。郷田は美晴が好き。
★ 次郎の学歴や、幼なじみ。官僚としての地位。桜井と一度アマールへ行っていること
★ 真田は当初から、地球に残る決定をしていたこと
★ 相原は「藤堂」の名を持って、南部はコンツェルンの総裁として、古代をバックアップしていたこと
★ 本編に出て来るホッキョクグマ、シロナガスクジラの親子など、地球は生きている的な描写の解釈と、美雪の面倒見ているライオンの子どもの役割
★ 佐渡先生が地球に残る理由
★ 古代は小林と出航前にコスモパルサーでドッグファイトをしている
★ 次郎は雪がもしかしたら生存しているかもしれないと言う情報を掴んでいた

などなど、ERIが想像で勝手にでっち上げた部分は多岐にわたります。でもねえ、こうでもしないと本編の行間が埋まらないんだよー。で、あちこちに本編への、そして過去のシリーズへのオマージュが散りばめてあるのですが、気がつきましたか…?全部分かったヒトはかなりなヲタクです(w)。


 最後に、あとがき突っ込みネタ。
 <次郎には彼女はいたのか??>
 
 兄貴の島大介は、初対面の雪へのコナのかけかたからして、結構モテ男だったのだろうと推測できますが、弟はどうだったのか。
 ERI的見解では、NO(笑)なんです。次郎にはカノジョはいない。とにかくまっしぐらです、官僚への道。脇目もふらずにお勉強(爆)。まあ、モテなかったわけではなくて、興味がないんでしょうね。女の子より面白いものが目の前に転がってるわけだから。
 実際多分、真帆ともいい関係だっただろうし、美雪に対してはお兄ちゃんとして何だか妙に責任を感じている(w)し。ただ、美晴さんに対してはちょっと引いてましたね。…ああいう姉御肌は苦手らしい。その辺の女性の趣味は兄貴と同じ。
 ただ、現実問題として、次郎は「古代美雪の婿」として父・進のお眼鏡にかなう男のNO.1候補だろうな(w)。他の野郎じゃ畏れ多くて手が出せないでしょう、きっと。
 美雪と次郎の年齢差11歳、というのは、脚本の段階で偶然そうなったのか。それとも、次郎と大介(古代)の年齢差を意識して意図的に設定されたのか。真相は分かりませんが、次郎と大介、次郎と古代、を「次郎と美雪」に置き換えると、アニキたちが次郎をどう見ていたのかが次郎本人にも分かるような感じになっている。それが面白いな、と思いました。

 それから、個人的には上条が本編でずーーっと暗かったのが気になってましたが、こうやって描くとその理由が見えて来る。ヤマト最高!とはしゃいでいる桜井なんかと対照的なのは、彼がしばらくの間、ブルーノアを忘れられないでいたからなんでしょう。古代は一度、ヤマトが自沈するのを見送った記憶を持っている。地球のために宇宙を彷徨う墓標とならざるを得ないブルーノアを、上条は潔く見送った。この二人は似ています……古代が彼をヤマトの戦闘隊長に任命した理由も何となく分かるというもの。



 さて、次郎メインの「復活篇へのプロローグ」ですが、後半、本編に素直に沿って描いて行ったら古代がめっちゃカッコエエ。6億人の票を集めてるわけですもん。次期大統領は古代なんじゃないの?ってくらいの人望……。うーん、ウチは航海班寄りのサイトなんだけどなあ。
 まあ、彼は大介の親友です……島が認めた男の中の男、ということで、私も彼を認めましょう。

 さてこの続きは、本編…もしくは、「感想文」へどうぞ。

 長々と読んでくださり、ありがとうございました。

 

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